AppleTVの登場につけ


時代はPCレスでマルチメディア再生したり、テレビからネットが出来るようになっていくのだろう。

コンシュマーユーザーは、PCをほとんどネットとメールとDVD焼きぐらいにしか使っていないそうだ。うちメールは、PCよりもケータイでやるのが中心になってきている。いつでもどこでもメールできるケータイの方が、家に帰らないとできないPCより便利ってことだろう。
デジカメプリントは、プリンタで直接やれるようになってきたし、マルチメディア再生にはAppleTVが出てきた。SkypeとかもIT家電でやれるなら、むしろキーボードのようなとっつきにくいインターフェースを持たないネットテレビでもあった方が便利だろう。

ということで、仕事とは関係ない、一般家庭内の独立筐体としてのPCというのは、10年以内に絶滅するのではないかという気がしてきた。
PCってのは、なんだかんだで使い方が難しくて、重たいOSを動かすために高スペックが必要で、OSそのものが高価だから、コストにしろユーザー層の拡大にしろ限界がある。家庭レベルのITは、もっと安くて簡単になるべきだろう。

オフィスのPCは、多分シンクライアントになるはず。HDDを積んだ本体は不要で、通信機能を持ったキーボードとディスプレイだけあれば良いということになる。端末側にデータを持たない方が、個人情報流出とか、端末そのものを盗まれるとかいったセキュリティ上のリスクを回避できるから、オフィスではコストや便利さ以上に、セキュリティ上の要求から、現在のスタイルのPCは廃止になっていくかも知れない。

となると、IT家電とシンクライアントの流れに乗り遅れたPCメーカーは潰れるか、買収合併されるんだろう。IntelとかAMDも、戦略を変えないといけないんじゃなかろうか。

IT家電化して、OSにWindowsを使う必要がなくなったら、Microsoftって何をするようになるんだろ。現状、HDDレコーダーとかの制御は、Linux系のOSを使ってるメーカーが多く(だからHDDレコーダーのドライブを外してWindowsPCでデータを吸い上げるのはかなり面倒)、PCというスタイルでなくなるなら、Windowsの需要は大幅に減るはず。

ビル・ゲイツがそこらへんの展開を考えていないはずはないだろうから、なんかしらはやってくるのだろうが、アクティベーションを導入して違法コピーが減ったはずなのに、ちっとも末端価格を下げてこないMicrosoftの製品は、出来るなら使いたくないものだ。